<背景>
ワールドピーアール・グループ(代表・西島幹夫)では、昭和55年(1980年)1月に異業種交流の勉強会「PA研究会(パブリック・アフェアーズ研究会)」をスタートし、昭和61年(1986年)4月には、我が国で初めて広報担当者育成講座「東京PRフォーラム」を開設、さらに平成17年(2005年)4月には「丸の内・女性広報塾」という女性広報担当のキャリア・アップ講座を立ち上げてきました。
近年、広報・IR 業務に対する理解が深まり、業務に携わる希望者も増加しています。米国は2003年、イギリスでは2005年からPRに携わる担当者を対象とした資格認定試験と、これに受験する為の事前講座が開催され、多くの成果を挙げております。しかしながら、日本では依然として”PR=広報・IR”という概念が強く、欧米のような”PR=パブリック・リレーションズ”という考え方が正しく認識されておりません。このような状況から、本来のPR業務がはき違えられてしまうという危惧を抱いていました。
どうしても、我が国のPR活動は広告・宣伝活動をサポートする業務のように受け止められ、”×××はPRが上手い””○○をPRするのが目的””△△△をPRしよう”とか、新聞・雑誌には“PRのページ”として企業・政府の広告が紹介されています。
「PR」という言葉が、このような宣伝・広告の代名詞のごとく使用されるのは、宣伝・広告より一般受けがよい、ということからと思われますが、本来の活動の中身とは全くことなる使われ方をしております。ましてや、PR業界自体もスポンサーの広告にもかかわらず、”ペイド・パブリシティ”といった表現で読者を紛らわす呼び方をしています。そこで、当グループでは40年にわたる経験から、独自の資格認定制度を導入することでPR活動の正しい在り方の周知を図りたいと考えております。
<狙い>
この資格認定試験は、PRでもキャリアを積みたいと考えていて、3年以上のPRビジネスキャリアのある社会人を対象としています。JAPRは当センター独自の資格ですが、JAPR資格を取得するために身につける知識とそれに伴う経験を積むことは、PRに携わる為の主要な職業資格でもあります。第一次試験を通過することは、PRの基礎知識、論理的理解力、実践力を身につけていることの証明となりますが、ここを通過して、第二次面接に進むことによってPRのプロとして成長する為の大きなステップになると言えます。
第二次試験に合格することは、PR業務のあらゆる問題についてきちんと判断を下すことができるエキスパートであるかどうか、その理解力と能力を証明することになります。
今回実施いたします認定試験は国際的に通用する内容を目標にしており、合格者には米国のPRSAが実施致しているKSA
(K<knowledge>S<skill>A<abilities>)同様の能力が備わっているものとされます。
その為、米国のPRのプロ認定プログラムであるAPR認定に準ずる高い能力が備えられていることを証明されます。
さらに、英国の認定制度である「CIPR」(C<Chartered>I<Institute>of
P<public>R<Relations>)にも受験出来る道を開くことを検討いたしております。
「CIPR」は、有能なPRプロとして成長するための理論と実践の知識と理解を深めさせ、マネジメントとして高等な能力を身につけることを目標としています。英国では、この「CIPR」の正会員になる事がPRプロの大きな目標ともなっています。
今回実施いたします「JAPR」の資格認定は、米国のPR協会(PRSA)英国のPR協会(CIPR)とも連携をとりながら、両国に近いレベルの向上を目指して国際的に通用するPR担当のプロを育成することを大きな目標としています。
さらに認定試験の受験者にはPR実務の技術向上の為に、定期的に講習を実施する予定です。
